赤ワインで衝撃を受けたエラスリス マックスレゼルヴァのシリーズ。
普段は白はよほどの興味を示さないと飲まないが、これに関しては興味を示さぜるはえない。
早速開けてみよう。
抜栓からすぐにグラスに注ぐ。うんシャルドネらしいキリっとした香りがしている。
ただ、柑橘系の香り、やや草原のような香りがする程度かな。
味わいはスッキリと飲みやすいシャルドネ。白ワイン特有のアルコール臭というかそういうのが苦手なのでこの時点では点数低め。
3.0/5.0
ただ、ポテンシャルはありそうだと判断。
空けてしばらく置いておくこと3時間。
改めてグラスに注ぐ。
ゆっくりと香りを嗅ぐと小麦畑のような懐かしさと安心感を感じた。
パイナップルや花の蜜も含まれている。とても感動的だ。
味わいはややキツめな酸と果実味を十分に感じ取れ、アフターにややバニラの余韻を感じる。
一言で言えば収穫の秋。苦労の後に認められる喜び。さまざまな匂いや味わいを感じる。奥深いワイン。感動的な一つ。
味わいもいいが、何よりも香りに秀でている。
2000円ちょっとで買えるワイン。迷わず買い。
エラスリスシリーズは赤でも白でも素晴らしいことがわかった。
やや気になるのがJAMES SUCKLINGでは91点だったこと。
エラスリスシリーズのピノで92点だったので1点の差は何なのかという問題。
私の個人的見解では熟成による可能性にあるのではと思う。
ピノの方は熟成を進めればもっと感動的なワインになれると思う。
ただ、このシャルドネに関しては熟成をしてもそれほど変わらない印象がある。
奥深さを現時点で十分に出していると思うからだ。
ただ美味しいワインであることは変わらない。ぜひもう一度飲みたいワインである。
※ただ個人的に長期間の熟成を持たなくてもいいのかなと思う。
良くて5年でいいかな。10年以上寝かせる必要はないと思う。だが、美味しいワインであることに変わりはない。
4.2/5.0
価格:2,398円 |