【3.6/5.0】ボデガス・テンポーレ ヘネラシオン2020 ガルナッチャ

まず香りですが黒、黄色、ピンク、白、青のインクを敷き詰めたような芸術的な絵画を見ている気分になります。
最初にくるのはバニラっぽさ、キャラメル、ブーケガルニの印象ですね。
2020年のワインとは思えないくらい熟成感を感じます。
香りの印象はかなりいいです。期待度だと3.8です。

実際に飲むと、アレ?完全に閉じてますね。
酸が少し尖っていて、香りで感じた期待感がありません。
タンニンは程よいのですが酸の尖った感じが邪魔して味わいは深くないかなって印象です。
3.1にします。


1日後
いやー、酸の尖った感じがだいぶ抜けてきましたね。
初日に感じた香りの特徴はそのままに美味しさを感じられます。
いわゆる若いワインですがどうにも若いワインとは思えない熟成感が魅力です。
果実味もしっかりでとっても美味しいです。
3.6の評価です。