スペインのピノノワールとも称されるほどエレガントなワインとして色んなプロのソムリエの方々から賞賛を受けているワインです。ラウル・ペレスという生産者が作っているワインとなりますが彼もまたスペインではスター生産者の一人として紹介されるほどです。今回はメンシアという品種を使ったワインとなりますがどんな味わいになるか楽しみです。
香りはビオっぽさが第一の印象として出てきます。土や有機物が発酵したようなという表現でいいのでしょうか。なんとなく朝露感を感じますね。チェリーとベリーのちょうど中間くらいの果実感を感じ、上品さを十二分に感じることができます。
飲むと香りの印象を含んでおり、玄妙で複雑さを感じる味わいです。果実感がとても強く、パワフルと評してもよいほどです。性質はまったくもって違うんですがジャイアント・ステップスの果実感のパワーと比べても遜色がないと思います。
また、飲み心地が非常にクリアです。純粋というか澄んでいるといいますか、余計なものが入っていないからなのかはわかりません。しかし、これほどまでにキレイに仕上げられるワインだとは思っていませんでした。ネットだと3500円くらいで買えるとなればマストバイの部類です。4.0です。
2時間後
よりベリー感が出てきてきました。タンニンは元から薄い部類(赤ワインとしては)だったのですが、そいつが溶けてきた印象です。点数は変わりませんが、いやはや、美味しいですね。驚きました。
ラウル・ペレス ウルトレイア サン・ジャック [2020]750ml (赤ワイン) 価格:3520円 |