神の雫でも遠峰一青が絶賛したワイン。（注：マルベックのみのものと混同している可能性アリ）
近所の酒店で最後の一本として売られていたので迷わず購入。
抜栓してすぐは閉じている印象。酸味が強く、やや渋い、味わいも良いとはお世辞にも言えない。
正直、この時点で大丈夫かこのワイン？というのが素直な感想。
しかし、1時間ほど待った結果、滑らかな口当たりとマルベックの持つ力強さ、果実味のインパクトが出てきた。
たぶんカベルネソーヴィニヨンとマルベックは入っているが双方の良さが出ている。
上品な甘さが何のブドウ品種かはわからないが少なくとも3種類は入っていると思われる。
（調べてみたらマルベック主体のカベルネソーヴィニヨンにシラーが入っている模様）
2時間ほどたつと香りがひと際、突出する。
ミルクチョコレートのニュアンスと果実味が複雑に絡み合い官能的に感じる。
この時点なら単純に美味しいので4.0はありますな。
3時間後
よりミルクチョコレートのニュアンスが強まる。とっても素晴らしい香り。
ずっと嗅いでいたい。
草原で遊ぶ子供が少し肌恋しくなりママに甘えたくなった。
すぐそばにはママがいて抱きつけば答えてくれる。
そんな懐かしさや安心感を感じる。うーん。美味しいです。
4.1
6時間後
ミルクチョコレートのニュアンスが消えてしまい、干しブドウのようなニュアンスが感じるようになった。
どの時間帯が美味しいかは好みによるがミルクチョコレートのニュアンスがある時が一番だと思う。
6時間後以降の味わいはいわば下り坂。だが完成されたワインともいえる。
この時間帯以降は香りと味わいが低下しており、なかなか難しい印象。
美味しいワインなんだけどね。
ただ長時間耐えるワインでないということは力強くはない、長期間の熟成に向いていないのかなというのが独断。
単品で美味しいワイン。だが将来的に飲みたいと言われれば疑問。
だが値段考えれば圧倒的なコスパは感じると思います。
