【3.2/5.0】Franz Weninger, Kekfrankos Balf, 2019

オーストリアのブラウフレンキッシュという品種の赤ワインとなります。実はブラウフレンキッシュは初めてでどんな味わいなのか楽しみなんですよ。近年は東欧のワインも注目されていますし、とっても楽しみです。

 

香りはチョコレートを思わせる甘い香りが特徴的です。砂糖的なというよりは果実からくるような甘い香りですね。軽い獣臭に青いハーブのニュアンス、黒い果実も感じますね。

 

飲むと特徴的な味わいですね。なんといえばいいのでしょうか。メジャーな国のワインを中心に飲んだことがある人にとっては未知の味わいだと思います。ハーブ感がとても強く、他のワインとは一線を画しています。自然派っぽいような作りなのか、オーガニックワインにありがちな香りもしますし、飲む人を選びそうな感じです。

 

美味しいんですけれども人にはお勧めしにくいというのが素直な感想です。開けてすぐでは2.8でどうでしょうか。ちょっと時間をおいて飲みたいですね。

 

2時間後

酸は開けてすぐの状態と変わらずありますね。かなりの酸を感じます。また、特徴的すぎる香りがかなり和らいでエレガントな香りに昇華している点にも注目です。厚みもしっかりとありますしレベルの高いワインであることはうかがえます。

 

ただ、人にお勧めしにくい(笑)うーん。3.2でどうでしょうか。